多聞院伊澤家住宅 (国指定重要文化財)
家相図 (国指定重要文化財)
主屋(おもや)の建築年代は、文献資料がなく明らかでありませんが、この1861年(文久元年)の家相図に現・主屋が描かれていることや、また建物の構造・形式等からみて多聞院伊澤家が盛んであった18世紀末から19世紀初頃の建立と考えられます。



久那斗神社(くなとじんじゃ)の別当(僧職の一つ)家。多聞院伊澤家(たもんいんいさわけ)はもともと里に住み着いた羽黒派の修験者(しゅげんじゃ)で、悪霊や人に降りかかる災いを除き、人々の安穏を守る修験者として、里人らも期待される存在でした。1990(平成2)年に国の重要文化財に指定されました。
多聞院伊澤家住宅 と 久那斗神社 (国指定重要文化財)
〒 024-0043
岩手県北上市和賀町岩沢9地割 多聞院伊澤家