視界のいい日であれば、北は岩手山、南は栗駒山まで見え、地平線は宮城県との県境となります。頂上にあるやすらぎの像が北上市をやさしく見守っています。
像が建てられたのは昭和52年7月。市民有志により建立され、以来、観光スポットの一つとして沢山の方が訪れる場所となりました。
像の制作は、やすらぎの像建立の会のメンバーある藤原八弥画伯のデッサンをもとに、絵画・彫刻の美術団体「二紀会」会員・木津一夫氏(茨城県古河市)に依頼。大船渡市の小野田セメント(株)の協力も得て、岩手県産の白セメントが使用されました。
あわせて、男山山頂への道路も整備され、山一帯が緑地公園となりました。像のある頂上付近まで車で登ることができるため、手軽に北上平野の展望を楽しむことのできる場所となっております。
・男山からの眺望(右:北上川 左:和賀川)