正岡 子規

35年の短い生涯のうち、俳句と和歌(短歌)の革新・近代化を成し遂げた子規は、1893(明治26)年、一ヶ月余りに及東北旅行の最後の宿泊地として当地を訪れています。この旅行から生み出された作品に小説「一日物語」と、俳句、短歌を含む紀行文「はて知らずの記」によれば、黒沢尻到着の8月17日は旧暦の7月6日にあたり、家々には「七夕といふ風雨烈しく吹きすさみて天地惨憺たり」という空模様でした。

正岡 子規 (1867~1902)愛媛生まれ

正岡子規句碑・雷神社
今から25年ほど前に、市内の旧家で正岡子規直筆の俳句が書かれた小さな赤い和紙が発見されました。
 
35年の短い生涯のうち、俳句と和歌(短歌)の革新・近代化を成し遂げた子規は、1893(明治26)年、一ヶ月余りに及東北旅行の最後の宿泊地として当地を訪れています。この旅行から生み出された作品に小説「一日物語」と、俳句、短歌を含む紀行文「はて知らずの記」によれば、黒沢尻到着の8月17日は旧暦の7月6日にあたり、家々には「七夕といふ風雨烈しく吹きすさみて天地惨憺たり」という空模様でした。
 
発見された子規の直筆は、このときに書かれた七夕の短冊だったでしょうか。句碑は東北新幹線の開通を記念して有志により建立されたもので、この短冊の筆跡がきざまれています。(現在は詩歌文学館蔵)
(場所:雷神社)

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詳細情報

名称

正岡 子規

住所

〒 024-0063

岩手県北上市九年橋2丁目6-15 (雷神社)

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