岩手の畜産業ではあまり知られていないひつじの魅力にせまります。
開催期間
令和7年10月10日(金)~令和8年1月18日(日)
場 所
岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館
(岩手県北上市飯豊3-110)
開館時間
【 4月~11月 】9:00~16:30 ※入館は16:00まで
【 12月~3月 】9:00~15:30 ※入館は15:00まで
《 休館日 》月・火曜日(月曜日が祝日の場合は直後の水曜日)
入館料
一 般:320円
学 生:150円
高校生以下は無料
「いわてのひつじ150年」
岩手県でのひつじの導入は、明治9年に福岡村(現二戸市)で約30頭が導入されたことから始まり、今年で149年を迎えます。
その間、時代の流れに合わせて羊毛用や肉用などさまざまな品種が導入され、飼育技術の向上や羊毛需要の高まりにより大正から昭和にかけて飼育頭数が最盛期を迎えたものの、昭和36年の羊毛自由化を機に頭数は減少し、現在に至っています。
令和5年時点での岩手県内の飼養頭数は1,111頭を超え、増加傾向にあります。これは北海道に次ぐ全国第2位の規模です。
近年では、奥州市梁川地区での耕作放棄地対策としての導入や、滝沢市の大規模飼育牧場の登場、花巻市での休耕田などを活用したブランド羊肉の生産を目指すひつじ農園の開設、さらに遠野ジンギスカンの広まりなど、県内各地で新たな動きが見られます。
今回の企画展では、岩手県政150年に合わせて、県内でのひつじ導入のはじまりから、飼育の歴史、羊毛や羊肉の利用まで、岩手の畜産業の中ではあまり知られていないひつじの魅力を紹介します。
お問い合せ
〒024-0001 岩手県北上市飯豊3-110
電話:0197-68-3975