悠然と流れる北上川の河畔にある北上展勝地(北上市立公園展勝地)は、東北有数の桜の名所として知られ、「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」に数えられています。
珊瑚橋から2キロにわたる桜並木の他にも、約150種の様々な桜が、展勝地公園内293haに1万本あると言われ、4月に咲き始めるソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで美しさを競います。
「展勝地」は、大正9(1920)年、後の黒沢尻町長、沢藤幸治氏が設立した和賀展勝会が計画したことに始まり、翌10年に桜の植栽を行ない開園しました。 北上川の洪水の被害等に見舞われましたが90年近くの間、地域住民に支えられ現在のような桜の名所となっています。 「展勝地」という名前の由来は、沢藤氏の親友風見章氏(後の司法相)が事業団体の名称を展勝会と命名したことと、陣ヶ丘からの眺めが素晴らしいところから、展望のきいた名勝・景勝の地という意味で名づけられました。