大正9年(1920年)、後の黒沢尻町長の故沢藤幸治氏が発起主催となり民間団体「和賀展勝会」を設立し、大正10年に桜の植栽事業を行なって同年5月に開園しました。
名称は沢藤氏の親友風見章氏が事業団体の名称を「展勝会」と命名したことと、陣ヶ丘からの眺めがすばらしいことから展望のきいた名勝・景勝の地という意味で展勝地と名づけられました。
平成2年には日本さくら名所100選にも選ばれた東北有数のさくらの名所で、北上川左岸に約2kmの桜並木があり、桜のシーズンには多くの人でにぎわいます。また、5月に入ると紅白のツツジが咲きはじめます。
現在、珊瑚橋から下流のレストハウス付近までの24.8haを都市計画決定し総合公園として整備を進めております。また、陣ヶ丘や国見山などを含んだ約293haを市立公園展勝地として定めております。