- 木造神像(もくぞうしんぞう)は、1954年(昭和29年)に県指定有形文化財に指定されました。
彫刻 | |
1954年 4月 5日 | |
1 体 | |
北上市口内町金峯山44 | |
万蔵寺(ばんぞうじ) |
像高 108.4cm。 木造、桂材、一木造(いちぼくづくり)。 この像は、簡単に、神像と言い切れない面もある。 烏帽子(えぼうし)様の冠をいただき、両袖を前に合わせた趣は、仏像とも決しえない単純な彫法による直立像である。 鎌倉期の作と推定されるが、平安時代の好みとも思える豊満な顔だちと俗人の衣装の像は、数多い神像の中でも貴重な遺品である。 |
- いわて文化情報大辞典より出典
- 仏像について(きたぶら)