宮沢 賢治 1

  • 和賀川の あさぎの波と 天末の しろびかり 緑青の 東の丘を われは見たり

宮沢 賢治(1896~1933)花巻生まれ

宮沢賢治詩碑グリーンパーク

宮沢賢治詩碑

 「冬のスケッチ」は賢治没後に見つかった原稿で、生前は発表されていません。50枚ほどの原稿用紙にそれぞれ数行の短唱が書かれ、これはその一唱です。創作年は未詳ですが、二十代の若い頃と考えられます。
「あさぎ」(浅葱)は、明るい青緑色のこと。「天末」(天末線)は、地平線を地の果てではなく、空の果てとして捉え表したことばです。「緑青」は銅の表面にで きる有毒の錆のことですが、ここでは東の丘の色彩をその色で表しています。短い一唱の中に、光に満ちた水と空と大地が表現されています。

仙人製 鉄所の創立に伴い、和賀軽便鉄道が開通したのが1907(明治40)年(開業後しばらくは人力で運行され、のち馬車鉄道)、1921(大正10)年には国鉄横黒線(現在の北上線)の黒沢尻・和賀仙人間が開通しています。賢治はこれを利用したり、また自分の足でこの地をたびたび歩いており、いくつかの詩や童話を残しています。

この碑は賢治生誕100年を記念して建てられました。
(場所:和賀川グリーンパーク 1996(平成8)年 北上市教育委員会建立)

◆この文学碑の場所: 広表橋たもとから和賀川グリーンパークに入り、突き当たった駐車場からすぐのところにあります。

◆北上駅西口からのアクセス情報◆

タクシー 約7分 (料金:約1,400円)
徒歩
距離 約4km

*上記情報は北上駅西口を起点としております。

*タクシー料金は目安です。交通状況によって変わってきます。(2017年1月末現在)

アクセスマップ