鹿島神社宮殿 (県指定有形文化財)

  • 鹿島神社宮殿は、1966年(昭和41年)に県指定有形文化財に指定されました。

建造物
1966年(昭和41年) 3月 8日
1 棟
北上市鬼柳町字満屋
三田 誠一氏
桁行(けたゆき/間口、家の長さ)74.2cm、梁間(はりま/奥行)66.6m、高さ199.9m。
桃山様式権現造(ごんげんづくり)の建造物で、室町期の様式も多分にみられ、本県におけるこの種の建造物として貴重な存在である。
南部氏が盛岡に来る以前の建造として、室町末期における盛岡の文化を知る唯一の資料である。
1697年(元禄10年)の棟札(むなふだ)の裏銘(うらめい)によると、1558年(永禄元年)長右エ門が盛岡市愛宕山(あたごやま)の神社として建造したもので、1641年(寛永18年)南部重直(なんぶしげなお/陸奥盛岡藩第二代藩主)が、鬼柳村(おにやなぎむら)八幡宮に賜り、ついで、鹿島大明神の社殿に替わり、その際修理したとある。
また、別の棟札(むなふだ)により、1808年(文化5年)に鹿島館から現地に移したことが明らかである。

・いわて文化情報大辞典より出典  

http://www.bunka.pref.iwate.jp/rekishi/bunkazai/index.html

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