株式会社 東北イノアック

  • 岩手県北上市北上南工業団地内の、株式会社 東北イノアック について紹介致します。

ものづくり観光パンフレット(2014年版)より~会社概要

100種類を超える自動車成形品の製造から出荷までを見学

北上工場は、宮城県の2工場に続き、自動車関連製造工場として平成19年に設立された工場です。

6台の成形機で100種類以上の製品を製造し、塗装、加工、出荷までの工程を見学できます。

先進設備やロボットによる製造、熟練された人の手による細かい作業技術、そしてトヨタかんばん方式

で出荷されるまで、工場全体一貫ライン工程することで無駄な動線動作とスペースを排除しています。

信頼をキーワードにお客様満足の更なる向上を基本方針とし、かつ地域社会に貢献するよう努めて

います。

【見学対象者】
小学4年生以上 40名まで(20名以上は2班にて見学)


【見学日時】
月曜日~金曜日

9:00~12:00、13:00~16:00


【所要時間】
40~60分程度


【見学予約】
1ヶ月前位までにお申し込み下さい。


【駐車場】
普通車10台/大型バス2台

会社紹介

株式会社イノアックコーポレーション(以下、イノアック)は、日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた、ウレタン発砲技術のリーディングカンパニーです。
ひとつの事業に特化するのではなく、ゴム・ウレタン・プラスチックといった素材の芽から、多くの事業(=木)を育てることで、暮らしを豊かにする森をつくろうと考え、実践してきたそうです。

ウレタン・ゴム・プラスチックと新素材/複合素材は、長い歴史の中で培かわれた、高分子化学技術から生まれた多様な素材です。

イノアックは地球環境に配慮した新素材の研究開発に、さらに力を注ぐと共に、素材によるソリューションサービスを通じて新たな価値を提供し続けています。

それは人々の生活シーンの中に様々なカタチとなって溶け込んでおり、自動車や新幹線の車両にも、パソコンや携帯などのIT・エレクトロニクス関係にも、住宅や自転車・バイクのゴム製品、化粧品容器やパフ、雑貨に至るまで、豊富な素材と世界トップレベルの技術力で、快適な暮らしのために貢献していただいております。

東北イノアック北上工場は、イノアックグループの関連会社で、関東自動車工業岩手工場操業と共に立ち上がった会社です。

プラスチック製品の製造を主とし、製品は、関東自動車工業岩手工場へ100%納品されます。

外観

東北イノアック外観~正面

ロビー

ロビー

自動車・二輪関連事業

  

≪内装品≫

イノアックでは、1956年のエンジン・天井の断熱材としてウレタンフォームが日本車として初採用しました。

1960年には内装部品として 「ウレタン製クラッシュパッド」 の生産をスタートしました。

また、その後、アームレスト、シートクッションなどウレタンを中心に素材の特性を生かした数々の内装部品を手がけてきました。

世界トップレベルの技術力と全世界ネットワークから集まる情報をもとに、多様なニーズに応えているそうです。

≪外装品≫

ドイツ・バイエル社からの技術導入によりテレビ・オーディオの装飾用の枠で生産開始したのが(*)CABモールです。

1968年には自動車用ウィンドモールに日本車として初採用されました。

1970年にはウレタンバンパーの生産スタートし、その後も世界初の(*)SUS箔モールや日本初のソフトリアスポイラーなど外装品を生産してきました。

刻々と変化する時代のニーズに応えるため、更なる研究・開発に取り組み、高品質・高機能製品づくりを目指しているそうです。

(*) CAB / Cellulose Acetate Butyrate / セルロース・アセテート・ブチレート樹脂
SUS / Stainless Used Steel / ステンレス鋼


≪機能部品≫

イノアックのゴム・ウレタン・プラスチックとその複合材の素材開発と製品化技術は、自動車機能部品に役立っています。

走行性能や居住性能の向上のため、今後ますますこれらの品質が問われますが、優れたものへのニーズに対応していくそうです。

≪自動車関連事業の技術開発≫

ウレタン・ゴム・プラスチック・新素材/複合素材の4素材の基礎研究開発から、設計・設備・型・評価の生産技術開発まで、トータルな開発を行っています。

※イメージ画像です。

  

各種産業資材事業

イノアックが日本で初めてポリウレタンフォームの生産を開始してから、およそ半世紀経ちました。

ポリウレタンフォームをはじめとする各種発泡材料、ゴム・(*)エラストマー材料、プラスチック・樹脂材料をベースとした素材と製品の事業を展開してきました。

 (*) エラストマー / elastomer / ゴム状の弾力性を有する工業用材料の総称

≪自動車他輸送機器≫

イノアックのウレタンのブレンド技術は、新幹線のシートにも採用されてきました。

また、素材特性を十二分に引き出し、トラクターのマットやドアのシール材、船舶のフローテーション(浮力材)やハッチステップなどに、高機能・高性能な製品を提供しています。

≪電気・電子機器≫

急速に発展している高度情報化社会。それを支える情報機器や精密成型品の分野にも、最新の高分子テクノロジーで対応し、時代のニーズに応えています。

(*)EMI対策技術・精密成型技術やゴム・ウレタン・樹脂・複合材の各素材の特徴を活かし、OA機器のロールやパソコンの筐体(きょうたい)など、さまざまな製品を開発しています。

(*) EMI / Electro Magnetic Interference / 電磁干渉現象

≪建設・住宅≫

住まいに対するニーズは千差万別です。

イノアックは、お客様の潜在ニーズを先取りした新商品開発と環境に配慮した製品の提供を通し、快適な暮しを美しく演出しています。


≪コスメティック・メディカル≫

イノアックは、化粧品ボトルやパフなど、デザイン性・デコレーション性の高い化粧品向け部材を製品化しています。

そのきめ細かい成型技術と微妙な印刷技術は、世界の有名ブランドにも認められています。また、厳密に管理された生産体制により、基準の厳しい医療現場にも医療用フォームなどを提供しています。

≪生活用品≫

ウレタンマットレスを日本で最初に開発したイノアックは、高分子技術と豊かな感性を活かし、家具・インテリア・日用品にも守備範囲を拡大してきました。

紙おむつのギャザーやソファのクッションなど、暮らしに根ざしたさまざまな製品で、イノアックの技術が活躍しています。


≪土木・インフラ≫

地下に埋められ人々の生活を支える上下水道管、ケーブル管、大量輸送時代を支える高速道路などの部品には、非常に高い品質、耐久性が要求されます。

イノアックの製品は、先進の技術を用い、厳しい品質管理のもとで作られ、人々の暮しを支えています。

≪搬送・梱包資材≫

守る・包む・保つ・防ぐの4つの機能を追求した製品で、物流現場の要求に応えています。

特殊粘着包装材 ≪クロネル≫ の商品化も包装の合理化・コスト低減の実現に貢献しています。省エネに役立つ蓄冷材、リサイクル可能なポリスチレン製シート類を通じて、地球環境の保全にも取り組んでいるそうです。

●クロネル製品については、こちらをご覧下さい>>>

※イメージ画像です。

ファンデーション用パフ、シューズインソールなども製造しています。

住宅・建築関連事業

≪給水・給湯・温水暖房配管≫

長期耐熱・耐久性を持つ架橋ポリエチレン管をはじめ、省エネルギー、施工性を考慮した製品を取り揃えています。


≪ポリエチレンパイプ≫

耐寒性、耐衝撃性、耐薬品性など数多くの特性を備えたポリエチレンパイプシリーズは、家庭の上水管、簡易水道や温水器をはじめ、土木・農業・工業などの産業分野まで、多用途に応えています。


≪配管保温保冷材≫

硬質ウレタンフォーム/(*)イソシアヌレートフォーム、ポリエチレンフォーム、発泡(*)EPDMフォームがそれぞれ持っている特性(保温性・断熱性)を活かしながら、施工性も考慮した製品を取り揃えています。

(*) イソシアヌレートフォーム / isocyanurate foam / 硬質ウレタンフォーム
EPDM / Ethylene Propylene Methylene Linkage / エチレンプロピレンゴム


≪空調関連部材≫

空調用被覆銅管をはじめ、施工性に優れた防火区画貫通部材、美観や製品の長寿命化を意識したエアコン配管化粧ケースなど、付加価値のある製品を取り揃えています。

※イメージ画像です。

発見ポイント

●従業員は、90名余です。内、70名余は請負会社の社員です。一つの工程を丸ごと請負会社に請け負ってもらっています。

●北上工場は、株式会社イノアック住環境の自社製品、断熱材 「サーマックス」 や地中熱交換システムを採用し、寒冷地対策が施されております。

展示品

ロビーには、イノアック製品が展示されています。

質疑応答

Q1: 今まで地域イベントに参加されたことはございますか?

工業匠祭などの展示会に出展したり、相去地区の7日会の活動に参加しています。

Q2: この会社に就職した場合の待遇、メリットを教えて下さい。

国産車の新車購入キャンペーンで補助金を受けたり、住宅メーカーでも新築購入の際、補助金を受けることができます。

Q3: 今春2011年の新卒の雇用は何人ですか?

残念ながらおりません。

Q4: 匠 or マイスターと呼ばれる方はおりますか?

トヨタ生産方式でいえば、全工程を把握している方をマイスターと称しますが、それぞれの工程内で品質管理の徹底を目指している為、そういう意味ではマイスターは存在しません。難度の高い工程は、ある程度の訓練期間を経た方が受け持ちます。 


自動車部品製造のイメージが強かったのですが、それだけではなく、住環境に関わる製品も提供し続けていることに、新たな発見を致しました。

ありがとうございました。

●工場見学についてのお問い合わせは、下記へどうぞ。

会社名株式会社 東北イノアック 北上工場
郵便番号024-0051
住所岩手県北上市相去町山根梨の木43-137
電話番号0197-81-5765
FAX番号0197-81-5767
HPアドレス

株式会社 イノアックコーポレーション

http://www.inoac.co.jp/index.html