令和3年度後期特別展「国見山廃寺における建築・瓦」

2021年10月11日 冬のイベント

令和3年度北上市立博物館後期特別展。
国見山廃寺の特徴的な建築物や瓦についての研究調査を展示します。

【 開催期間 】
令和3年10月16日(土)~12月26日(日)
 
【 開催場所 】
北上市立博物館本館
(〒024-0043 岩手県北上市立花14-59)
 
【 開館時間 】
午前9時~午後5時(最終入館16:30)
 
【 会期中の休館日 】
12月6日、12月13日、12月20日
 
【 観覧料 】
一般:500円、高校生:240円、小中学生:170円

※未就学児無料
※団体割引(20名以上)有り。
※北上市、金ヶ崎町、奥州市、西和賀町にお住いの小中学生の方は、観覧料が無料となります。窓口にて係員にお申し出ください。

国見山廃寺について

 国見山廃寺は、岩手県北上市の国見山で発見された平安時代の古代寺院です。お寺の始まりは平安時代の前期にまで遡りますが、最初は掘立柱の小さなお堂があるだけの山寺に過ぎませんでした。ところが1000年ほど前の平安時代中期になると、礎石建物による多数の堂塔が尾根上に立ち並びます。この背景には地元の豪族である安部氏があったものとも考えられます。堂塔は尾根上に不規則に配置されているように見えますが、宗教的意味合い、地形などを考慮して、巧みに配置されていたことが分かります。
 
 

建 築

 礎石しか残っていないため、上屋構造をどのように復元するかについては、地元の岩手県建築士会北上支部の方々の熱心な取り組みの成果が注目されます。北上支部では、古代寺院建築の第一人者である濵島正士先生の指導のもと、発見された堂塔の全ての復元図を完成させました。復元するにあたり、礎石の配置・堂塔の場所・江戸時代の古図面の名称などから、建物の性格決めも行われました。
 本展では、国見山廃寺の建築の象徴である「塔」の復元を中心に堂塔復元図を展示します。
 
 

 国見山廃寺の発見の端緒となったのは、戦前の道路開削で出土した一片の蓮華文を施した軒丸瓦片でした。蓮華文軒丸瓦は、古代の役所か寺院でしか用いないものです。この発見に注目し国見山廃寺の研究に熱心に取り組んだのが、地元の研究者である司東真雄先生でした。その熱意は、1963(昭和38)年、第1次調査の「塔」跡の発見へとつながり、国見山廃寺研究への道を開きました。本展では、平泉期以前の古代瓦として、国見山廃寺と胆沢城から出土した鬼瓦、軒丸瓦、軒平瓦を展示します。

【関連事業】 鼎談!国見山廃寺の塔を語る3人の熱き漢

令和3年11月7日(日) 午前10時~12時開催
・濵島 正士(はましま まさじ 国立歴史民俗博物館名誉教授)
・菊池 寛明(きくち ひろあき 社寺工舎・宮大工)
・加藤 康久(かとう やすひさ 岩手県建築士会北上支部・元国見山廃寺特別委員会委員長)

※10月18日(月)午前10時から電話予約先着順(定員20名)。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
 
 

お申込みにあたっての諸注意
・新型コロナウイルス感染症対策のため、すでにワクチンを接種済みの方であってもマスクなど口元を覆うものを身に着けてご参加ください。
・会場となる部屋は常時空調を作動させつ予定です。そのため、若干機械音が発生しお話が聞きづらくなることも想定されます。話者はマイクを使用しますが、予めご了承ください。
・急な変更等の連絡は、北上市立博物館ホームページおよび公式SNS(TwitterFacebook)にて行います。

お問合せ先

北上市立博物館本館
〒024-0043 岩手県北上市立花14-59
電話:0197-64-1756
FAX:0197-64-1860

開催日・日程

2021/10/16(土) 〜 2021/12/26(日) 9:00~17:00(最終入館16:30)

イベント概要

国見山廃寺の特徴的な建築物や瓦についての研究成果を展示します。

アクセスマップ

北上市立博物館本館