日本現代詩歌文学館展示「大震災と詩歌 ――あの日から、明日へ」

2021年3月23日 冬のイベント

【 会 期 】
2021年3月9日(火)~2022年3月13日(日)
 
【 場 所 】
日本現代詩歌文学館 2階展示室
 
【 入場料 】
無料
 
【 開館時間 】
午前9時~午後5時
※12月~3月の月曜日および年末年始は休館となります。

大震災と詩歌 ――あの日から明日へ

2021年3月11日、発生から10年を迎える東北地方太平洋沖地震・東日本大震災。死者はおよそ1万6千人を数え、いまなお2千5百人もの人々が行方不明となっております。大規模な原子力事故が発生した福島第一原発では、廃炉の作業にこの先数十年を要するとされており、住民の期間困難区域も少なからず残されています。

わたしたちの価値観を根底から変えるかと思われた、まさに未曾有の大災害ですが、一方でその記憶の風化も懸念されるに及んでいます。
 
その間にも、2016年4月の熊本地震をはじめとする災害が各地で発生し、また、風水害も年々その頻度と規模を増しているように思われます。さらに2020年には、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、その終息までにはさらに相当の時間を要することになりそうです。
 
こうして振り返ったとき、10年前に発生した東日本大震災は、この国が常に自然災害と隣り合わせにあるという厳然たる事実を私たちに突きつけるとともに、足元が定まらず不安定で、先行きの極めて不透明な時代の始まりを告げる、象徴的な出来事であったと言えるかもしれません。その意味で、人類が築きあげてきた文明はこれからいかにあるべきかという重い課題に、いまこそわたしたちは直面しているのです。
 
あの大震災の衝撃を、そのもたらした大きな悲しみを、抑えられない思いを、その後の生活における哀歓を、社会への違和感を、時に叫び訴え、時につぶやくように言葉に刻んできた詩歌。被害に遭われた方々に思いを寄せ、そしてまたいつかやって来る災害に備え、何よりもわたしたち一人ひとりが明日を生きていくために、阪神・淡路大震災や熊本地震などの被災地からの作品を交えつつ、いま震災に関わる詩歌を集め、その声に耳を傾けたいと思います。

お問合せ

日本現代詩歌文学館
〒024-0093 岩手県北上市本石町二丁目5-60
電話:0197-65-1728
FAX:0197-64-3621
Mail:shiika@shiikabun.jp

開催日・日程

2021/03/09(火) 〜 2022/03/13(日) 9:00~17:00

イベント概要

詩歌文学館令和3年度の企画常設展です。
「あの日」から10年、いま震災に関わる詩歌を集め、その越えに耳を傾けたいと思います。

アクセスマップ

日本現代詩歌文学館 2階展示室