このイベントは終了しました

利根山光人記念美術館企画展「鬼柳吉治展 いのり込め、描く鬼」鬼柳 吉治展

2019年5月29日 夏のイベント

利根山光人記念美術館にて開催します。

鬼柳 吉治(おにやなぎ よしはる)

『鬼剣舞はアテルイの時代から中央の悪政に立ち向かった勇者の踊りです。郷土を愛し、収穫を喜び合い、悪霊を払って亡き人々を供養して祀る、魂のこもった踊りです。悲しいとき、苦しいとき、嬉しいとき、ともに平和を念願して踊るのです。今後も会員の皆様とデッサン会、写生会、合評会等々反戦平和を語り、命の続く限り描き続けたいと願っています。 鬼柳吉治個展作品集「鬼剣舞に魅せられて~命の限り描く喜び~」より抜粋』

大正14年に生まれ、昨年平成30年に93歳で逝去した鬼柳吉治氏は、昭和と平成を丸ごと生き抜いた。

生涯「鬼剣舞一筋」のぶれない姿勢で創作活動を続け、毎年定期的に東京や地元の公募展、絵画サークルに出品し多作ではあったが、あえて自らの制作に言及することもなく、個展は米寿を迎えて行なった総決算ともいうべき一回のみである。

ご健在の夫人に言わせると、あくまで自己流の素人としての立ち位置を崩さず、小学校教員として子供たちと図工教育を通しての触れ合いにこの上ない喜びを感じながら創作活動を続けていたという。

その謙虚さとは裏腹に、唯一の文献ともいえる上記一文からは、生涯のテーマである鬼剣舞への洞察と見識の深さがうかがわれ、それが熱いマグマのようなエネルギーとなって作品へ昇華していったと思われる。

ある記事では震災の被害者の悲しみ、苦しみにも寄り添い、鬼剣舞で霊を慰められればとも語っている。

躍動感に満ち、明快で華やかで潔ささえ感じさせる氏の絵画表現の根底にあるものは、まぎれもない郷土愛であり、“祈り”そのものではないか。

開催日・日程

2019/06/01(土) 〜 2019/08/29(木) 10:00~16:00(最終入館15:30)

イベント概要

【 入館料 】

一般 300円、高校生 120円、小中学生 60円、未就学児無料

※ 団体料金(20名以上)等あります。お気軽にお問い合せください。

 

【 休館日 】

会期中はありません

アクセスマップ

利根山光人記念美術館