利根山光人記念美術館企画展「21世紀のメッセージ」

2022年5月26日 夏のイベント

開催期間

令和4年6月4日(土)~9月1日(木)

開催場所

利根山光人記念美術館
(〒024-0043 岩手県北上市立花15-153-2)

開館時間

午前10時から午後4時(最終入館は午後3時30分)
会期中は無休。

観覧料

個 人団体(20名以上)共通観覧券
一 般300円180円700円
高校生120円80円300円
小中学生60円40円200円

 
※定住自立圏内(北上市、金ヶ崎町、奥州市、西和賀町)に居住する小中学生は無料となります。
※北上市消防団(同行者5人以内を含む)は観覧料が無料となります。
※共通観覧券は利根山光人記念美術館、北上市立博物館、北上市立鬼の館で各1回使用できます。有効期限は発行日より1年です。

【21世紀のメッセージ 佐藤清美展】

 北上市在住の美術家・佐藤清美氏にとって昨年は、それまでの活動が大きく評価される節目の年となった。環境をテーマに制作を継続してきたアクリル画が評価され、岩手県美術選奨を受賞した。さらにはメンバーとして所属する団体の美術展「21世紀のメッセージ展」においてアクリル画「ENVIRONMENT-R」に加え、自身が撮影したオリンピックスタジアムの写真が同展のポスターや図録表紙などに採用された。同展は東京オリンピック・パラリンピックの参画プログラムとして認証され、この功績により佐藤氏は東京オリパラ組織委員会から感謝状を贈呈された。

 県内外における佐藤氏の受賞歴も多数あり、その造形活動は多彩である。毎年東京都美術館で開催される「新象展」に出品し、同協会会員、東北事務局代表も務める。
 また、校章や団章のデザイン等を手がけるなど北上市を拠点とした活動も多くの市民が知るところである。
 
 写真展「神気」は郷土の民俗芸能を独特の感性でとらえたものであった。光と影のコントラストで表現された躍動感は、利根山光人画伯が直線的なデッサンの線や強烈な色彩で表現する精神性とも相通ずる。
 近作「ENVIRONMENT-R」のシリーズは、’70~’80年代のシリーズ「甦る歯」から継続する佐藤氏の模索の経過、または到達点として鑑賞できる。静謐(せいひつ)で透明な空気感に満ち、常に色褪せぬ新鮮さを感じさせる。

 佐藤氏と親交が深かった本県を代表する美術家・故岩間正男氏が佐藤氏の1981年の個展へ寄せる文章を遺している。

「十数年前の作品は、装飾性の濃いものだったが、最近は説明を排除した立体的・空間的なものに発展してきた。これからまさに一つの壁を破り、山を越さねばならないだろう。画面の技術的な問題に止まらず、自分自身の内側へ向ける試みは、やがて、さらに直観で透明な作品になるだろう。」

 こうした佐藤氏の継続的で多方面な活動を総合的に検証できる機会として、今企画展を意義あるものにしたい。改めて作家本人とも語り合って鑑賞を深めていただきたい。

(利根山光人記念美術館 専任研究員)

お問合せ

利根山光人記念美術館
〒024-0043 岩手県北上市立花15-153-2
電話:0197-65-1808

開催日・日程

2022/06/04(土) 〜 2022/09/01(木) 10:00~16:00(最終入館15:30)

イベント概要

令和4年度中期企画展です。

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