- 北上の「さくら」を主原料とした草木染料で染色した手作り作品です。みちのく北上の自然の色をおたのしみください。
取扱い店
- 和の衣 さとう
- 北上観光物産館アクセス
お問い合わせ先
店名 | 和の衣 さとう | ふりがな | わのころも さとう |
住所 | 岩手県北上市鍛治町1-9-10 | TEL / FAX | TEL 0197-64-0843 FAX 0197-63-4074 |
営業時間 | 10:00~19:00 | 定休日 | 第2,4月曜 月曜祝日の場合は翌日休み |
駐車場 | あり | HP | http://www.wanokoromo.com/ |
「和の衣 さとう」と「さくら染めの作り方」
「和の衣 さとう」でさくら染めを始めてから今年で14年目になります。 地元の草木を使用し北上市を代表する物を作りたいと考え、全国的に有名な【展勝地のさくら】を使用し、ハンカチやコースターなどの土産品を作っています。 「さくら染め」と聞くと、ピンクのさくらの花びらから染色されると思われがちですが、本当はさくらの「枝」を使用し2回に分けて染めています。
<1回目の染め> 染色 → 洗う → 媒染 の順番で行われます。 染色に使用するのは、北上展勝地のさくらの枝です。剪定されたものや、風で落ちたものを使用します。 枝を細かくチップ状に切り、1日天日干しにし、ネットに保管されます。

このチップを45分間煮出し、さくら100%の染料を作ります。 この段階の染料は赤みのある茶色で、香りはさくらもちのようです。
媒染ではしっかりと色素を定着させます。 薄いピンクがかった色に染めあがりました。

<2回目の染め> 本格的な染色は2度目に行われます。 染色 → 媒染 → ソーピング → 乾燥 → 仕上げ(アイロン) の順番で行われます。
- 染色
使用するのは、さくらの枝のチップを煮出した液と、きれいなピンク色が出る草木を合わせた染色液です。 酸が加わるのですっぱいにおいがします。

この液を80度に保ちながら、1度染めた布を重ならないように丁寧に広げながら液に入れます。

全体に色が付くように、かき回します。

きれいなピンク色になりました。

1回目に染めた布と2回目に染めた布はこんなにも色が違います。

- 媒染

媒染した布を再度水洗いし、しっかりと脱水させます。 布の種類により染めあがる色に多少違いは出ますが、きれいなさくら色です。

- ソーピング

約1時間漬け、最終仕上げです。

- 乾燥

- 仕上げ

こんなにきれいな商品ができました。

さくら染め商品紹介

- ショール
- ストール

- ネクタイ

- ガーゼハンカチ
(北上観光物産館アクセスで取り扱いの商品には限りがあります。事前にお問い合わせください。)