2025.02.4

2025.02.4

黒森神楽 北上巡行

国指定の重要無形民俗文化財に指定されている黒森神楽(宮古市)の巡行公演です。

開催日時

令和7年2月22日(土) 12:15~

会 場

江釣子地区交流センター えづりんホール
(岩手県北上市上江釣子17-116 電話:0197-77-2468)

入場無料 御花歓迎

公演プログラム

12:15~ 神出し・普通舞込み

12:45~ 打鳴らし・幕神楽

15:30~ 舞立・権現舞

黒森神楽とは

黒森神楽は、岩手県宮古市山口に鎮座する黒森神社を本拠地としております。
正月になると黒森神社の神霊を移した「権現様(獅子頭)」を携えて、陸中海岸の集落を廻り家々の門口で権現舞を舞って悪魔祓いや火伏せの祈祷を行い、夜は宿である民家の座敷に幕を張り、夜神楽を演じて五穀豊穣・大漁成就や天下泰平などの祈祷の舞によって人々を楽しませ祝福をもたらします。
これを、神楽衆は修行にも通じることから「巡行」と称し、神楽を受け入れる地域の人たちは親しみと尊敬の念を込めて「黒森様」と呼びます。

この巡行は旧盛岡藩の沿岸部を、宮古市山口から北上する「北廻り」と南下する「南廻り」に隔年で廻村しています。盛岡藩および地元の古文書により、延宝6年(1678)には現在のような範囲で巡行していたことが判明しており、こうした広範囲で長期にわたる巡行を行う神楽は全国的にも類例がなく、貴重な習俗が現在も継続されていることから、平成18年3月に国の重要無形文化財にしていされました。

公演に関するお問合せ先

東北文化財映像研究所

mail:asapro484@gmail.com

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