昭和中期頃までの米づくりは、人の力や牛や馬を使った作業でした。
昭和35(1960)年頃から牛や馬は見られなくなり、耕うん機などエンジンを使った農機具へと変わってきました。
また耕運機のほか、除草剤の使用(昭和25年頃から)、動力噴霧器など様々な技術によって労力を軽減し、生産性の向上が図られてきました。
その後、乾燥機や刈取機が実用化され、今日では田植機、無人ヘリコプターやドローンによる薬剤散布、コンバインでの刈取・雑穀・わら処理などと、技術が進んできています。
また、カントリーエレベーターに生籾を運んで乾燥、貯蔵、販売用に調整して共同出荷もされるようになりました。
今回の企画展では、主に昭和20~30年代の農業科学博物館所蔵品と写真、現代の写真を展示しながら、むかしといまの米づくりをわかりやすく紹介します。
開催期間
令和6年9月21日(土)~令和7年1月19日(日)
9:00~16:30 ※入館は16:00まで
開催場所
岩手県立農業ふれあい公園 農業科学博物館
(岩手県北上市飯豊3-110)
【 休館日 】月・火曜日(月曜日が祝日の場合直後の水曜日)
入館料
一 般 320円
学 生 150円
高校生以下無料
お問い合せ
〒024-0001 岩手県北上市飯豊3-110
電話:0197-68-3975