
恒例の企画展「春の人形展」を開催します。
今年は市内黒沢尻の大ひな人形をはじめ、享保びな、古今びな、立びなを17体展示します。
いずれも江戸時代に作られた貴重なひな人形です。北上市立博物館内の無料スペースで展示しますので、この機会にぜひ間近でご覧ください。
(※常設展もご覧になる場合は入館料が必要となります。)
開催期間
令和7年1月25日(土)~3月9日(日)
9:00~17:00(最終入館は16:30)
開催場所
北上市立博物館 本館
(岩手県北上市立花14-59)
会期中の休館日
【1月】27日
【2月】3日、10日、12日、17日、25日、26日
【3月】3日
展示のみどころ
【 名人形師「末吉石舟」の作品 】
展示のメインとなる黒沢尻の大ひな人形は、末吉石舟(すえよしせきしゅう)作の古今びなです。
末吉石舟は江戸時代後期の人形師で、高名な人形師二代目原舟月(はらしゅうげつ)の弟子となり修行しました。師にも劣らぬ腕前と評されたものの、活動の場が江戸であったためか、関東大震災や戦中の空襲により、多くの作品が消失したと言われています。
展示しているひな人形は、男びな、女びなの一対と五人ばやしが揃っており、たいへん貴重な資料です。
大ひな人形と当時の世相を反映した江戸時代各期の華やかな人形たちを、是非この機会にお楽しみください。
お問い合せ
〒024-0043 岩手県北上市立花14-59
電話:0197-64-1756