2024.02.7

2024.02.7

企画展「鬼が愛した赤い甕 -和賀川流域に出土する赤彩土器の謎-」

開催期間

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奈良時代後半から平安時代の初めにかけて、和賀川流域から赤く塗られた土器が沢山見つかります。この赤い土器は、球胴型の甕に多く見られることから、「赤彩球胴甕(せきさいきゅうどうかめ)」と呼ばれています。

この時代、和賀川流域はまだ中央政府の支配が及ばない地域でした。中央政府では、自分たちに属さない北東北太平洋側の人々を「蝦夷(えみし)」と呼びました。赤彩球胴甕は和賀川の蝦夷たちが中心となり作ったものと考えられます。

今回の展示を通じて、赤彩球胴甕が「なぜ作られたのか」「なぜ和賀川に多くみられるのか」など、多くの謎について考えてみましょう。

開催場所

令和6年2月23日(金祝)~3月24日(日)

開館時間 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)

観覧料

北上市立鬼の館 企画展示室
(岩手県北上市和賀町岩崎16-131)

【 会期中の休館日 】
2月26日、27日
3月4日、11日、18日、21日

関連行事『発掘調査報告会・講演会』

無 料
(鬼の館常設展示をご覧になる場合は入館料が必要となります)

展示に関するお問合せ

令和5年度に行われた遺跡調査の報告会と講演会を行います。参加無料です。

《 開催日時 》
令和6年3月2日(土) 午後1時~4時30分
 
《 場 所 》
日本現代詩歌文学館 講堂
(岩手県北上市本石町2-5-60)
 
《 内 容 》
◆北上市発掘調査報告会(午後1時から)
 県調査:岡田遺跡、広表遺跡
 市調査:八天遺跡、藤沢遺跡、滝ノ沢遺跡 ほか
 
◆講演会(午後3時から)
 演題:『蝦夷の儀器 -赤彩土器の謎を追う-』
 講師:米田寛氏(岩手県立博物館主任専門学芸員)

言語選択:

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