北上市立鬼の館開館30周年企画展。
奥州藤原氏のお抱え刀工ともいわれた舞草(もくさ)集団が鍛えた「舞草刀」を中心に、東北各地で作られた「宝壽(ほうじゅ)」「月山(がっさん)」などの奥州刀を展示します。
また、特別展示として名刀「藤四郎吉光」を初公開します。
開催期間
令和6年11月16日(土)~令和7年2月16日(日)
【 開館時間 】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
場 所
北上市立鬼の館 企画展示室
(岩手県北上市和賀町岩崎16-131)
入館料
一 般 500円
高校生 240円
小中学生 170円
※ 未就学児は無料となります。
※ 定住自立圏内(北上市、奥州市、金ヶ崎町、西和賀町)に居住する小中学生は無料となります。
※ 北上市消防団員は、団員1名につき同行者5名まで無料となります。受付の際に書房団員カードをご提示ください。
会期中の休館日
【 11月 】27日(水)~30日(土)
【 12月 】2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、28日(土)~31日(火)
【 1月 】1日(水)~4日(土)、6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)
【 2月 】3日(月)、10日(月)
舞草刀(もくさとう)とは
舞草刀は朝廷による蝦夷征伐がさかんに行われた時代に、舞草派の鍛冶集団によって鍛えられた日本刀の源流ともいえる刀のことで、その工房は現在の一関市舞草地区にあったといわれています。
蝦夷が好んで使っていた蕨手刀(わらびてとう)を起源とし、騎馬の状態で刀剣を扱うために長寸・軽量化してゆきました。刀身も陸上での刺撃に向く真っすぐな形状から、騎乗のまま相手をなぎきることを得意とする弓なりに曲がった形に変化し、舞草刀として広く普及しました。
お問い合せ
〒024-0321 岩手県北上市和賀町岩崎16-131
電話:0197-73-8488